あちこちで泥だらけになった子供達の遊ぶ声。そんな街が好きです。

尾瀬山小屋はもうすぐだ

尾瀬の風景
尾瀬行き夜行バスに乗り込む。
新宿発22時。
先週の大雨で、キャンセルになるかの瀬戸際で、
なんとか道路が開通して出発となった。
乗り込んだ客は数人ほど。
やはり雨の影響であろう。
さて、目的地に着いても山道は歩けるのか・・
などと夢うつつのうちに時間は真夜中3時を回る。
バスは真っ暗闇の山道を右に左に上っていく。
時折プシューとドアが開き、無音の「間」が数分経過する。
静かに数人が降り、闇の中へ歩いていくのだ。
さすが、慣れた登山家は違うと関心した。
尾瀬は誰でも技術に応じて楽しめるコースがあることが、
人気の理由だ。
そうこうしているうちに、終点尾瀬戸倉に着いた。
午前3時20分、まだ闇夜である。
最終駅で降りたのは、我々家族3人だけだった。
乗り継ぎ駅ということで、待合室に電気が灯り、
係の人がひとり、
他から来た登山者ひとり、
そして我々3人が、
4時40分発のシャトルバスを待つ。
やがて
あたりが薄明かりになって、周りに旅館等が点在
していることに気付いた。
目的地はまだ上なのだ・・
と思った時、マイクロバスがやって来た。
時刻表を見る。
係の人が声をかけてくれたので、この車で間違いない。
バスにはすでに数人が乗っていた。
登山家は皆早起きだ。
早朝に歩き始め、午後2時には終わる。
午後には雷雨が多いので、これを避けるために、
早めに切り上げるのだと聞いた。
早寝早起き、空気、水、運動、すべて体に良い。
山道を蛇行しながら、
バスは鳩待峠へ向かう。
このルートは大型バスが通れないらしい。
乗換がなければ、もう少し眠れたのに・・・
だが、今夜は早めに眠れそうだ。
鳩待峠。
ここで朝食の弁当を食べる。
寒いので長袖とレインコートを防寒代わりに着る。
店が開いているが、だれも中で食べる人はいない。
さあ、こうして1日目が始まった。
熊が出るということで、途中2か所に鈴を鳴す所が
あって驚いた。
尾瀬は、何もかもが自然の中である。
2011/8/6 尾瀬にて 文・イラスト 筆者
ラ・マーレ富津さん 2011/09/19 23:59
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