「泣いた赤鬼」

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2010年08月22日更新

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奄美での日々の出来事、想念、うつ病闘病記

奄美での生活を通じて感じた事柄や、出来事、闘病について

2010-08-01 08:42

「泣いた赤鬼」

山の中に、一人の赤鬼が住んでいました。赤鬼は、人間たちとも仲良くしたいと考えて、自分の家の前に、「心のやさしい鬼のうちです。どなたでもおいでください。おいしいお菓子がございます。お茶も沸かしてございます。」
と書いた、立て札を立てました。

けれども、人間は疑って、誰一人遊びにきませんでした。赤鬼は悲しみ、信用してもらえないことをくやしがり、おしまいには腹を立てて、立て札を引き抜いてしまいました。そこへ、友達の青鬼が訪ねて来ました。青鬼は、わけを聞いて、赤鬼のために次のようなことを考えてやりました。

青鬼が人間の村へ出かけて大暴れをする。そこへ赤鬼が出てきて、青鬼をこらしめる。そうすれば、人間たちにも、赤鬼がやさしい鬼だということがわかるだろう、と言うのでした。しかし、それでは青鬼にすまない、としぶる赤鬼を、青鬼は、無理やり引っ張って、村へ出かけて行きました。

計画は成功して、村の人たちは、安心して赤鬼のところへ遊びにくるようになりました。毎日、毎日、村から山へ、三人、五人と連れ立って、出かけて来ました。こうして、赤鬼には人間の友達ができました。赤鬼は、とても喜びました。しかし、日がたつにつれて、気になってくることがありました。それは、あの日から訪ねて来なくなった、青鬼のことでした。

ある日、赤鬼は、青鬼の家を訪ねてみました。青鬼の家は、戸が、かたく、しまっていました。ふと、気がつくと、戸のわきには、貼り紙がしてありました。そして、それに、何か、字が書かれていました。

「赤鬼くん、人間たちと仲良くして、楽しく暮らしてください。もし、ぼくが、このまま君と付き合っていると、君も悪い鬼だと思われるかもしれません。それで、ぼくは、旅に出るけれども、いつまでも君を忘れません。さようなら、体を大事にしてください。どこまでも君の友達、青鬼。」

赤鬼は、だまって、それを読みました。二度も三度も読みました。戸に手をかけて顔を押し付け、しくしくと、なみだを流して泣きました。

6読んだよ!

 お久しぶり・・・

よっし〜!さん   2010/08/01 09:46

この話

教科書にも載ってたんだよね
この話の赤鬼は2度泣いてるね・・・

1度目は、自分の心根のやさしさを村人に理解されないといって、腹を立てて

そして、2度目は、青鬼との別れに際して、悲嘆にくれて・・・

1度目の涙が、赤鬼の子供っぽさや邪気の無さ、幼稚な情緒の発露であるのに対して、
2度目の涙は、青鬼の思いやりを知り、自分の無力さを知り、世界と条理の厳格さに打ちひしがれて流される

だから、これは赤鬼の成長物語であって、2度目の涙には、幼児性とは無縁の、成熟した本物の悲嘆があるよね

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 感動する話

8598さん   2010/08/01 13:54

このお話は国語と英語の教科書に載っています。私は大好きな話です。子供たちも好きな話だと言います。そういう子供がたくさんいるので、あぁ〜日本の将来もまんざらでもないなあと思います。

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