哲学に必要なものは何か?

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横井直高さん

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2007年04月15日更新

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浜松横井日記

私が浜松市で暮らしている中で感じたことを綴っています。

2007-04-15 08:06

哲学に必要なものは何か?

 哲学はひたすらな廃棄から始まると思います。言葉のごみ箱が必要です。哲学には自明な言葉などありません。

 何もかも、疑いのごみ箱へと追いやって、頭には何ひとつ残しません。口を開いても、言葉が産まれません。産まずの口は、人を大愚にします。そこが始まりです。

 こんな極限的な遡行からしか真の哲学は動きません。紙もペンも要りません。欲しいなら、哲学が造るのです。ペンとは一般名詞なのに、その一般名詞そのものを、どうして「この私」が使えるでしょう。「この私」が使えるのは、いつも常に、目の前にある、”このもの”だけです。そこに真の名を与えるものこそ、哲学です。

 この覚悟なくして、哲学はできないと思うのです。

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