『ハンニバル・ライジング』と『華麗なる恋の舞台で』の二本立てを新開地で観てきました。
後者は、原作がサマセット・モームだというので期待していたんですがマアマア

☆☆☆.5(星3つ半。最高は5つ)
(って原作『劇場』読んだことないですけど(^-^;短編『雨』は昔読んで強烈な印象だったので。画家ゴーギャンの伝記的作品もたしかモームだったような。これも面白かった。)
1938年のロンドンが舞台。40代半ばの人気女優ジュリアは、夫も子どももあり傍目には充実した生活をしているが、深い疲労感に悩まされている。息子と同年代の米国青年トムと恋に落ちるが、若くて有望な新進女優が登場し・・・。まあラストで見せたジュリアの根性にはたしかに凄いものがありました。
エヴィ役のジュリエット・スティーブンソンが良かった。
さて『ハンニバル・ライジング』。これは☆☆☆☆.5(☆4つ半)

日本趣味にはちょっと違和感を感じましたが、それ以外はシナリオもツボを心得ているしキャスティングも当たりです。
ギャスパー・ウリエル最高!日本女性役もコン・リーなら許せます。眼で、しぐさで、全身で語っている。圧倒的な存在感!チャン・ツィイーにしろ、外国人がイメージする良き「日本女性」役をやって鑑賞にたえる演技ができる若い日本人はもう絶滅してしまったのかもしれません

『ラスト・サムライ』の小雪も何か違ったし。。
娯楽映画の王道を行っているんだけれど、その底にシリアスなメッセージが埋まっていて、それがじわりと滲み出てくる。いかにも、じゃないのがいいね!
神秘的・土俗的な味わいがある。「ヘンゼルとグレーテル」とダブらせる手法、「森の中でひとりぼっち」の歌・・・ウマイね!
「ハンニバル」って「カニバリズム」の語源なんだからベタな名前。現実には子どもにそんな名前つける人はよほどの変人、というかいないよね。フェニキア人は絶滅したということだし。。ローマ時代にカルタゴから象に乗ってヘレニズム世界を侵略?してきたフェニキア人の将軍ハンニバル。第3次ポエニ戦争が紀元前2世紀、それ以来ずっと「ヨーロッパ世界」は「ハンニバル」への恐怖心を抱えてきたんですね。遠野の人にとっての「サムトの婆」みたいに?(ちょっと違うかな(^-^;)
ジョディ・フォスターが出演した『羊たちの沈黙』しかこのシリーズは観たことなかったので、『ハンニバル』を速攻レンタルするつもりです
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